プログラミングなのに
予測できない?
「はたあげゲーム」を
作ってみよう。
赤い旗と白い旗を
持ったロボットが、
次にどちらの旗をあげるか、
きみも予想してみよう。
赤い旗と白い旗を両方を
あげるかもしれないよ。
当てられるかな。
さあ、自分でつくって自分で動かす
自由研究に、
ちょうせんしてみよう!

embotは、身のまわりのものを使いながら、アプリで直感的にプログラミングを学べる、教育サービスです。工作を、“作る”だけにとどまらせず、自分でプログラミングして思い通りに“動かす”自由研究ができます。
この「はたあげゲーム」では、乱数を使って予測できない動きをプログラムすることで、プログラミングの楽しさを体験することができます。
また、旗の上げ方のパターンがいくつあるか考えたり、乱数について学ぶことは、お子さまの算数や理科への興味関心を高めることにもつながります。
ぜひ、お子さまが自発的に学ぶ機会にしてあげてください。


今回のポイントは、「乱数(らんすう)」のプログラムだ。
サイコロをふるときは、1から6の、どの数字が出るか、わからないよね。たまたま1が出るときもあるし、6が出ることもある。その「たまたま」が楽しいんだよね。
それと同じように、embotでは、実行するたびに、異なる数字がでるようなプログラムができる。その「たまたま出た数」を、らん数というんだ。
そして、そのらん数をプログラムするためには、パターンがいくつあるかを数える必要があるよ。赤だけあげるパターンと、白だけをあげるパターンと……、ほかにもあるよね。数えてみよう。
さあ、「どの数字が出るかわからない」プログラムにチャレンジだ。
「乱数(らんすう)」の
詳しい解説はこちら。
お子さまと一緒にご確認ください。



「乱数(らんすう)」をプログラムして、はたあげゲームをつくるためには、旗のあげ方のパターンを数えることが必要だ。正しく数えられたかな?
1.赤の旗をあげる。白の旗もあげる。
2.赤の旗をあげる。白の旗はあげない。
3.赤の旗はあげない。白の旗はあげる。
4.赤の旗はあげない。白の旗もあげない。
今回は、このような4パターンがあるよね。その4つを乱数としてプログラムすれば、楽しい「はたあげゲーム」ができるはずだ。
自由研究では、たとえば、実際に 「はたあげゲーム」を何度も試してみて、どのパターンが何回出てくるか、確かめてみるのはどうだろう。乱数をプログラムした結果を、自由研究にまとめてみよう。
赤と白の2本の旗の上げ下げでは、4つのパターンがあります。それを「場合の数」と呼びます。「場合の数」を理解することは、今回のような乱数のプログラミングや、ひいては算数で確率を学習する際に、大切な基礎になります。ぜひ、お子さまが理解できるようサポートしてあげてください。
また、乱数=「たまたまでた数」を使うことは、「はたあげゲーム」だけではなく、さまざまな遊びの基本になっています。
乱数を題材に自由研究をすれば、お子さまのプログラミングへの興味関心が深まることでしょう。

ロケットと発射台を作ってプログラムで飛ばそう。さあ「ロケット発射!」
おうちにあるもので、カッコいいロケットと発射台を、作ることができるよ。そして、プログラミングをすれば、作ったロケットを飛ばすこともできるんだ。ブザーが鳴ったら、ロケット発射!さあ、自分でつくって自分で動かす自由研究に、ちょうせんしてみよう!
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