授業者:野口紘司 先生、寒川政輝 先生
所属学校:麗澤中学校
実施日:令和3年9月6日〜2週間 4時間で実施
A:「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題の解決」に該当するプログラミング教材を探していたところ、embotが簡単にネットワークを通じたWebAPIを活用できるというところに惹かれ、授業で活用しようと思いました。
A:子ども達がAPIを使うという実感を得るために、まずは見てすぐに実践できるマニュアルを準備しました。
A:まずは気象庁のAPIを使って、同じ地点の「今日」と「明日」の天気の違いをembotで表現するやり方を教え、その後は各自自由に取り組ませました。ある程度慣れてきたところで、現在地と調べたい地域の差分をembotで表現するような内容に取り組んでもらいました。
多くの地域の気象の違いをプログラムに入れるために、条件分岐の「ifブロック」を20個近く使うような生徒や、暑さ指数を計算し、熱中症予防のアラートをembotでお知らせするような生徒など、様々な創意工夫を見ることができました。
A:最初はAPIを使ってembotでどう表現するのか、アイデアがなかなか出てこず苦戦してましたが、embotのyoutube動画などを見て、「メッセージ送付もしたい」など、独自のアイデアが出てきたりもしました。
また、 子供達同士で 協力しあいembotの使い方などを教え合う状況が自然とできていました。
A:APIがきちんとネットワークを通じて情報を取得できているという点が一番すばらしいと思いました。
また、選定した理由でもある「簡単にWebAPIが利用できる点」については、他社のものではなかなか実現するのは難しいと思いました。
ハードウェアが無くてもある程度授業が実践できる点も魅力的です。
来年はプロジェクト型にして、SDGsの課題解決に繋げられたら良いなと感じています。
あえて抽象度上げた課題設定を行い、課題の解決に向けて取り組めるような授業にしたいと思います。