ワクワクしながら取り組める!プログラミング教材・embotを使った実践内容とは?

2019.9.6

小学校におけるプログラミング教育の必修化までいよいよ1年を切りました!腰の重かった先生方も少しずつ準備に動き始めているようですが、みなさまの地域・小学校ではいかがでしょうか?

今回は、embotを使った総合の授業事例をご紹介いたします。

お話を伺ったのは、教員歴2年目にしてプログラミング教育にチャレンジしてくださった、狛江市狛江第五小学校・山田周吾先生です!

3年生総合、合計8時間。その内容とは?

――今回は、どんな授業をされたのでしょうか?

3年生の総合学習の時間を使って、「狛江五小の50周年をお祝いしよう」というテーマのもと、プログラミング教育の実践を行いました。

アルゴリズム絵本の読み聞かせと、それをもとにしたコンピューターへの関心を高めるのに2時間、embotの組み立てやプログラム、飾り付けなどに4時間、その後の発表に2時間、合計8時間を費やしました。

内訳 授業内容
2時間 アルゴリズム絵本の読み聞かせ
4時間 embotの組み立てやプログラム、飾り付け
2時間 発表

 

まずは、児童にアルゴリズム絵本を読んでもらい、プログラミング的思考に慣れる時間を設けました。「到達したい目標が同じでも、それに向けたいろんなアプローチがあってもいい」ということを感じてもらいました。

そして、いよいよembotの登場です。キットを児童に渡して、プログラミングはレベル1の基本操作のみを教えたら、基本的には自分たちで手を動かしながら学んでいくスタイルをとりました。使い方は子どもたちの間でどんどん共有されていったので、どこかの班が特に遅れるということもなかったです。

最後の発表の時間の際には、違う班のプログラムを参考に、自分たちのプログラムに改良する時間も設けました。他の班からのアイデアに刺激されて、「もっと自分たちの完成イメージに近づけたい」という意欲が湧いてきたようでした。

3年生の児童にも感覚的に扱いやすい!

――embotを使用してみて、どうでしたか?

3年生ではプログラミングの実践をそれほど多く体験しているわけではありません。しかしembotは本体にしてもプログラムにしても、感覚的に扱うことができ、覚えることも極端に多くはないので、児童たちにとってスムーズに取り組めたようです。高学年で予定しているハードウェア教材での実践前に、いい練習になったと思いますよ。

事前準備としては、「授業サポートツール」のDVDがあったので、予習することができました。また、アプリマニュアルを使って要領を把握できたので安心して授業に臨めました。各機能をどんなことに使えそうか検討する上でも、とてもいい材料になりましたね。

子どもたちに起きた変化とは?

――実践において、児童にどんな変化がありましたが?

正直、普段はあまり積極的に質問が上がるようなクラスではありません。今回も、はじめは「自由な飾りつけ」のイメージがわかないようだったので、embot公式HPに掲載されているプロモーション動画を見せました。すると、「これやってもいいの?」「ここ動かしていいの?」と質問が出るようになり、やがて「これもやっちゃえ!!」と大胆になってくる様子が伺えました。

自分のイメージが具体化してくると愛着もわくようで、実践後もしばらくはロボットのダンボール部分が教室に飾られていましたね。

「怖いけど、子どもたちに任せる」

――最後に、先生の気づきや感想を教えてください!

実際に授業をしてみると、教師の役割は使い方を正確に教えることよりも、めあてから外れずに子どもたちをファシリテートすることだと思いました。

めあてやテーマさえきちんと決めたら、あとは子どもたちに任せることが大事だと思います。それって結構怖いのですが、仕掛けすぎず、自由に想像させることで、子どもたちの主体性が育まれたと思っています。

子どもたちがワクワクしている様子をみて、私自身のやる気にも火がつきましたね。都の推進校に指定されているので、これまでも他のクラスの実践は目にしてきたのですが、自分のクラスで目の当たりにすると、「いいな!」と思える度合いがやっぱり違います!

まとめ

いかがでしたか?山田先生の「子どもたちに任せる」姿勢によって、子どもたちがどんどん積極的に、創造的に、主体的になっていく様子が伺えました。「教えすぎない」ことで、子どもたち同士で使い方を教えあったり、工夫や試行錯誤をする余地が生まれていたのではないでしょうか。

「プログラミングをちゃんと教えられるか不安」と二の足を踏んでいる先生方もいらっしゃるかと思いますが、教師の役割はプログラミングを教えることよりも、「めあてからずれないように子どもたちを引っ張るファシリテーター」であるとの先生のおはなしが、的を射ていると思いました。

ぜひ、ご参考にしていただければと思います。

我々e-Craft運営チームも、引き続きプログラミング教育に取り組む先生方を全力でサポートしてまいります!

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