コラム

工作×プログラミングで「影絵」が動く!?自由研究にもおすすめの影絵クイズをご紹介

いろいろなダンボール工作を楽しんできたけれど、さらにレベルアップしたものにチャレンジしてみたい!今回は、そんな小学生に特に知ってもらいたいダンボール工作をご紹介します。大きいものや小さいもの、複雑な形のものや仕掛けのあるものなど、創作の幅が広いことがダンボール工作の醍醐味。これにプログラミングを組み合わせることで、工作の枠を越えて、「動き」をプラスしながら楽しむことができます。これは、おうち遊びとしてももちろんですが、小学生の自由研究としてもおすすめです。ダンボール工作✕プログラミングの「embot」を使った影絵クイズと合わせて、詳しくご紹介します。

おうち遊びから自由研究まで!小学生にダンボール工作がおすすめ

おうちでできる!親子で楽しむダンボール工作のコツ

ダンボール工作は、おうちで手軽にできる遊びとして人気があります。大きめのダンボールで家を作ってままごと遊びをしたり、ビー玉を転がす迷路を作ったりしたことがある人も多いのではないでしょうか。

ダンボールは簡単に手に入るほか、木材と違って木くずなどのゴミが出ないため、手軽に家の中で作業をすることができます。また、使わない時には折りたたんで収納することができ、遊び終わって処分する際も資源ごみとして手軽にリサイクルに出せるので、おうち遊びとして取り入れやすいのも人気の理由です。

作品のバリエーションも豊富なので、子どもだけでなく、大人も一緒に楽しめるのもポイントです。カラーペンや折り紙を使ったデコレーションであれば2歳くらいから参加できますし、園児になればはさみを使うのが上手になったり、小学校に上がればカッターナイフが使えるようになったりと、年齢やスキルが上がるたびに「できること」が増えていくのも嬉しいものです。どんなものを作ろうか一緒にアイデアを出し合いながら、子どもの年齢やスキルに応じて役割分担をしていくのが、親子でダンボール工作を楽しむコツだと言えます。

小学生なら自由研究にもおすすめ

ダンボール工作には「楽しさ」のほかにも「学び」の要素がたくさんあり、小学生の自由研究にもおすすめです。作りたいものを決めて完成形をイメージし、それを実現するためのプロセスを考えながら試行錯誤することは、自由研究の趣旨にもぴったり。例えば、ダンボール工作での貯金箱作りであれば「お金を取り出しにくくする仕組み」や「どんどんお金を入れたくなるひみつ」を考えてオリジナリティを出したり、そこから発展させて「お金」の概念について考える社会科の学習にもつながります。車輪を付けて車の形にしてみたり、自動販売機のようにお金を入れると何か別のものが出てくる仕組みにしたりと、アイデアが無限に広がることも魅力だと言えるでしょう。

ダンボール工作✕プログラミングの「embot」で、影絵をやってみよう!

楽しみながら「学び」がいっぱい!embotがおすすめな理由

ダンボール工作の楽しさは言うまでもありませんが、「何を使おうかな」「どんなものを作ろうかな」と試行錯誤する過程では、想像力や創造力、工夫する力、最後までやりぬく力などの非認知能力を育むこともできます。

自分で工作したものに「動き」をプラスしてくれるのが、最近小学生を中心に人気のプログラミングです。ダンボールで作ったロボットを動かしたり、電気を通して明かりをつけたりと、創造の幅を大きく広げることができます。自分で作りたいものをイメージし、その実現に向けて様々な工程を組み合わせていく中で、「創り上げる喜び」を楽しみながらスキルアップすることが可能です。出来上がった作品をお互いに紹介しあったり、一緒に遊んだりする中で、豊かなコミュニケーションを育むこともできるでしょう。

小学校の学習理解を深める!学びのポイント

embotを使った工作は、小学校の学習内容の理解を深める上でも効果的です。

例えば、embotを使った影絵作りは、小学1年生の生活科で学習する「影遊び」の理解につながります。影は、私たちの生活の中でも自然に見られるものですが、学習の中では「どの位置から光を当てれば、自分が思い描く影絵ができるか」という視点を学びます。embotでは2つのLEDライトを使って影を作り出し、光の当て方によって出てくる影が変わる様子を観察して様々な気付きを得ます。「これは何の影でしょう!?」とクイズを出し合えば、想像力を育むことにもつながります。

また、様々な角度から光を当てるプログラムを組む時には、小学4年生で学習する「角度」の考え方を使います。遊びの中で楽しみながら、角度の概念に触れることができるのもポイントです。

影絵の作り方

今回ご紹介する影絵遊びは、ダンボールで作ったシアターに回転台を取り付け、自作の切り絵をセッティングし、embotのプログラミングで光を当てながら影を映し出す仕組みです。あれこれ想像を働かせながらクイズ遊びをすると盛り上がります!カッターを使った作業もあるため、大人が見守りながら進めるようにしてください。

●材料

用意するものはこれだけ。どれも、子どもにとって身近なものばかりです。

・ダンボール  ・定規  ・工作マット  ・クリップ✕2こ  ・両面テープ
・色紙(デコレーション用)  ・カッター   ・厚紙(影絵用)
・はさみ  ・セロハンテープ  ・えんぴつ  ・トレーシングペーパー

●工作編

まず、ダンボールで「シアターの外箱」と「回転台」のパーツを作ります。

切り出したら、embotのサーボパーツを取り付けながら回転台を組み立てます。

シアターの外箱と回転台ができたら、いよいよシアター作りです。embotコアにつなげながら進めていきます。

ここまできたら、いよいよ切り絵作りです。どんな影に見えるかな?と想像力を働かせながら、好きな形に切り抜いていきます。

これで完成です!

詳しい作り方は、「かげ絵クイズであそぼう!〜工作編〜」の動画をご参照ください。お子さまと一緒に、一時停止しながらご覧いただくことをおすすめします。

●プログラミング編

工作が完了したら、タブレットでプログラミングを進めていきます。embotアプリはシンプルで分かりやすいため、影絵を映し出すための仕組みを自分で組み立てることができます。

今回は、「LEDライトで光を当てる」プログラムと、「サーボモーターを回して切り絵の角度を調整する」プログラムを組み立てます。

思い通りに動かすために、様々な命令を順番に組み立てていきます。子どもが視覚的に分かりやすいよう工夫されているため、楽しく取り組むことができます。

このプログラミングの中では、切り絵を映し出す時の「角度」の考え方を使います。これは小学4年生で学習する内容ですが、低学年のお子様でも角度の概念に自然と触れながら、難しい時は図を見ながら簡単に取り組めるように工夫されています。

流れに沿って進めていけば完成です!

詳しい影絵プログラムの仕組みは、「かげ絵クイズであそぼう!〜プログラミング編〜」の動画でご紹介しています。お子さまと一緒に、一時停止しながらご覧ください。

また、「かげ絵クイズの作り方」と「プログラミングの手順」は、PDFでダウンロードしていただくことも可能です。合わせてご利用ください。

★かげ絵クイズの作り方

★プログラミングの手順

YouTubeの「embot エムボット 公式チャンネル」では、他にも様々な工作をご紹介しています。ぜひチャンネル登録をしてお楽しみください!
https://www.youtube.com/c/eCraftOfficial

embotはひらめき次第!作れる作品の可能性は無限大!

embotは、ダンボールと電子工作キットを使って自分だけのロボットを作る製品です。購入時についている基本のロボットで遊び終わっても、今回ご紹介した影絵のように、ダンボールや身近な素材を使って様々なロボットを作ることができます。

こんなものをつくりたい。思いのままに動かしたい。

子どものそんな想いを実現することができるembotを、ぜひお楽しみください!

embot アイコン embotアプリ』はこちら!

embotを購入されていない方でも
無料でお試しいただけます。

※embot+の機能をつかうには最新のアプリをダウンロードください。