【embotでプログラミングを学ぼう⑬-2】ずっと繰り返すプログラムを作ろう:課題編
目次
- 【embotレベル】3
- 【プログラムの技】ずっと繰り返す
- 【主に使うプログラム】while、wait
解説編で知った新しいプログラムの技を使って、次の課題に挑戦してみましょう。
おやつどろぼうアラームを作ろう
大切なおやつをを盗まれたときに、embotが怒って警告をする仕組みを作ります。おやつはタブレットが傾くようにタブレットの下に置いておき、お菓子を取ってタブレットが水平になったらembotが警告し続けるようにしてください。
解説編と似ていて、[while]ブロックで作れそうですが、お菓子を取られてタブレットが水平になるまでは静かに待っていなければいけません。待つ仕組みは[wait]ブロックを使って作ります。
プログラムの解説とポイント
まず、プログラム全体の流れをイメージしてみましょう。
フローチャートで、[start]、[wait]、[while]、[function]、[end]ブロックを1個ずつ置いて次の図の通り線でつなぎます。
[wait]ブロックと[while]ブロックに「ジャイロY < 5」という条件を設定します。タブレットが水平の状態のときジャイロYは0ですが、0に近づいたところで反応するように、「ジャイロYが5より小さい」を条件にします。
次に[function]のプログラムを作成します。ここではライトと音、手の動きでembotが警告するプログラムを作成しました。ここは自分の好きなプログラムで構いませんが、繰り返すのに向く短いプログラムにするのがおすすめです。
フローチャートに戻ってプログラムを実行してみましょう。まず、タブレットの左側の下におやつを置いて傾いた状態にして、プログラムを実行します。おやつをとってタブレットが水平になるとembotが警告をし続けます。うるさくてこまったら、ふたたびタブレットを右側に傾けてください。警告が止まります。
プログラムを実行した動画をご覧ください。